サクラが終わった後、庭に色が欲しくて栽培の容易いチューリップを数多く植えています。
ここ数年で島内のイノシシ被害が増え、蕾の頃に全滅させられたアクシデントもありましたが、春にパット周りを明るくするチューリップは欠かせません。
球根は、東京都羽村市の友人にチューリップ祭りの余りを送ってもらい植えています。
チューリップの四季
2017年4月
冬
2019年12月 植え付け
昨年の球根は、イノシシによって殲滅されたので再度友人に送っていただき植え付けしました。
敷地の主要部分を金属メッシュで囲っている現在では、イノシシ襲撃の心配はありません。
だいぶ遅れての植え付けですが何とか間に合ってほしいです。
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2019年3月 イノシシ襲来!
苗が大部育ったところでイノシシに襲われてしまい全滅(>_<)
しばらくイノシシの影を見なかったので油断していました。
イノシシの前ではファイバーの柵は何の役にも立たなかったのです。
2019年1月 定植
ポットの底穴から根が出て来たので定植することにしました。イノシシは昨日も夜中に出没したので、臨時の柵で囲んで備えることにしました。
2018年12月 植え付け
前回、イノシシに球根を掘り起こされ食べられてしまったので、今回はポットに植えて苗を育てようと思います。時期的には遅いのでホームセンターで処分価格で販売していたものを30個購入しました。
植え付けには、余っていた”種培土”ともみ殻を使いました。
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チューリップのデータ
基本情報
原産地
中央アジア~北アフリカ、トルコで鑑賞用に品種改良、オランダから世界へ広がる
学名
Tulipagesneriana
科名 / 属名
ユリ科 / チューリップ属
名前の由来
学名のチュリパは、トルコ語の頭巾(tulipan(tulbend))で、イスラム教徒のターバンと花が似ているので名付けられたと伝えられている。
形態
多年草
草丈
10cm~70cm
開花時期
3月下旬~4月下旬
耐寒性 / 耐暑性
強い / ー
用途 / 特性
鑑賞用
栽培メモ
ふやし方
球根でふやすのが主流です。
播種・育苗でふやすのは現実的ではないようです。品種改良されたチューリップは、種が取れなかったり、種がとれても親の性質を受け継ぐことはなく、開花できるようになるのに5~6年かかるそうです。
栽培環境
日当たりのより場所
土づくり
培養土7:腐葉土2:堆肥1を混ぜたもの等。水はけがよく適度な保水性のある土。
植え付け
10月中~12月中。深さ7cm程度、株間10cm程度で球根を植え付ける。
水やり
発芽前から土を乾かさないように灌水する。
施肥
植え付け時の基肥に緩効性化成 。”芽出し肥”:力強い花芽を作るために、2月中旬ごろの根が伸長し始め時期に、油粕40g/㎡あるいは窒素10%程度の緩効性化成肥料20g/㎡を、球根の根が伸びた先あたりに施肥し浅めに軽く混和。太った球根を収穫するためには、花が咲き始めたころに芽だし肥と同じ施肥、花が終わって枯れるまでにカリ成分の多い草木灰を礼肥で与える。(ただし、関東以南は花のころ急に気温が上がるので否定的な記事あり)
花がら摘み
花びらが散る前に首から切り取る。子球を育てるために葉と花茎は残し水やりは続ける。
病害虫
アブラムシなど、暖かい日が続き、特に風の当たらない日だまりで発生しやすい。防除はオルトラン粒剤を株元に。
球根の保存
葉が黄色く枯れて茎が倒れたら球根を掘り出す。ベンレート水和剤、オーサイド水和剤、ホーマイ水和剤などの殺菌剤で殺菌して、陰干しして乾いたら茎、根を取り除き、玉ねぎネットで涼しい場所に吊るし保存。