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移住前からの木、放っておくと枝も込み入って、樹高はいつの間にか屋根を超えるほどになっていました。 biwa_bf_20181212_102130 (669x800) (669x800) ”言い伝え”も納得の成長です。

【琵琶の言い伝え】枇杷(ビワ)は屋敷に植えると病人が絶えない

この言い伝えの理由には、諸説ありますが中でも『琵琶の木が家に湿気をもたらすから』『琵琶の木が生い茂り屋敷に陰を落とし心身とも滅入ってしまう』の2説は、納得できるほど生い茂ります。ただ、琵琶の葉には咳や下痢に、種には癌も効能があり、実はとても美味しいのです。

2018年12月 剪定 花がたくさん咲いているので、遠慮がちに間引き、切り詰めをしました。 biwa_af_20181212_152707 (600x800)  

データ

基本

原産地  :日本の関東以西に自生。朝鮮半島南部、台湾、中国、フィリピン、マレイシアに分布。

原産地  :中国南西部、日本には古代に渡来し九州、四国に自生

学名   :Eriobotrya japonica (・ )

科名/属名: バラ科/ビワ属 別名:loquat(ロォゥクゥアトゥ)(英),枇杷(中)

形態   : 常緑小高木
樹高   : 2m~5m 10mの大木もある。

名前の由来: 楽器の琵琶は、中央アジアの遊牧民が楽しんでいたもので、その音から中国語でピパ(枇杷)と呼ばれ、やがて琴の一種ということで琵琶の字があてられた。木のびわはその実が楽器の琵琶に似ていることから。

開花時期 :11月~12月 結実は翌年5月~6月

耐寒性  :やや弱い
耐暑性  :強い
用途・特性:葉、種を薬用、葉はお茶、果肉は食用、鑑賞用・

栽培

播種・育苗:5月~6月。 実から種を取り出し良く洗い、 茶色い皮をむく。 水に湿らせた脱脂綿を容器に入れ植上に種を置く半分つかるくらい水を入れ発根させる。1週間くらい。後は育苗ポットなどで苗を育てる。

栽培環境 :日当たりのよい水はけのよい土地

土づくり :赤玉土小粒7:腐葉土3を混ぜて使用

植え付け :鉢植えは、2月~3月中旬。植え替えは、2~3年に一度通気のため行う。

水やり  :鉢植えは、土が乾いたら、露地植えは日照りが続いたら。

施肥   :鉢植えは、2月、6月、9月に有機質肥料・化成肥料

摘蕾・摘果:3月下旬~4月上旬、実の大きい品種は1房に1~2果、小さい品種では4~5果残して摘み取ります。

袋かけ  :摘果が終わったら袋掛けする。

剪定   :8月~9月が適期。枝を垂れるように誘引する。花芽はその年に伸びた枝につくので注意。

病害虫  :本来、病害虫には強い。