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我が家のヤエヤマブキは、前の住人が植えていたもので移住当初名前も解らずただ綺麗な黄色の八重の花を咲かせる草木との認識で丈が伸びてくると上部を刈っていました。
もしや山吹の仲間かとふと思いつき調べ始めました。

ヤエヤマブキ(八重山吹)の四季

 

2018年8月25日撮影

まだいくつか花が残っていました。

20180825_八重山吹(夏)

2020年1月15日

剪定です。だいぶスッキリしました。ついでに寒肥も遣り春を待ちます。
japanese_kerria_IMG_2226 (800x533)

2019年12月24日

ヤエヤマブキの黄葉です。

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ヤエヤマブキ(八重山吹)のデータ

基本情報

原産地

日本、中国。ヤマブキは北海道南部~九州まで広く自生、ヤエヤマブキは植栽されている。

学名

Kerria japonica cv. plena(ケリア・ジャポニカ)
ケリアは植物学者の名前に因むもの
(英)Japanese rose,Kerria plena
(別)ヤマブリ(山振)、ツキデッポウ、カガミグサ、オモカゲグサ

科名 / 属名

バラ科 / ヤマブキ属

名前の由来

ヤマブキ(山吹)の名前に由来は、細くしなやかな枝が風に揺れる様子から「やまぶり(山振り)」と呼ばれ転訛した説。春に咲く花が山を黄金色に染める「山春黄」と書いたものがヤマブキに変化した、花の色がフキノトウの黄色に似て山に咲く様からなどの説がある。

形態

落葉低木

樹高

1~2m

開花時期

4月~5月

耐寒性 / 耐暑性

強い / 強い

用途 / 特性

鑑賞用:生垣、庭木 / 細い木で株立ちし周囲に多くの地下茎を出す。ヤマブキより少し遅れて開花、おしべは花弁に変化し、めしべは退化して結実しない。古くから日本では一重のヤマブキより価値があるとされてきた。

栽培メモ

ふやし方

挿し木

挿し木は6月上旬~7月上旬が適期。
長さ5㎝程で枝先を切って、水揚げをして挿し木用の土などで挿します。日陰において水やりをして活着させます。

株分け

株が年々増えていくので、掘り上げて枝5本程度に株分けししてふやします。植え替えと同時期が適期で同様に行う。

栽培環境

水はけがよく、腐植質が豊かな土壌を好みます。半日日陰ぐらいが花の持ちが良いかもしれません。

土づくり

有機質に富んだ肥沃な土壌で水はけのよい土質を好みます。
赤玉土7、腐葉土3を混和して土に混ぜ込みます。

植え付け・植え替え

2月~3月、11月~12月が適期。
露地植えは、大きめに掘り上げた土と腐葉土を混ぜて埋め戻し、さらに堆肥などを混ぜ込み、土質は水はけに注意します。

鉢植えは、根詰まりして来たら大きい鉢への植え替えが必要です。

水やり

露地植えは、根付いたら必要ないですが夏日照りが続くときは水やりをします。
鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりし、夏の乾燥に注意します。

施肥

2月に緩効性肥料、有機肥料(油粕等)の寒肥。

剪定

11月~3月が適期。
古い枝は枯れて新しい枝に更新していくので、枯れ枝を基部から切り除く程度にします。

病害虫

病気は特にありません。

ハダニ: