前島の基本情報をまとめました。
前島マップ
出典元 (社)瀬戸内市緑の村公社 冊子
フェリー時刻表・運賃表・民宿など
2019年1月1日より、フェリーの運航時刻が変更されています。
(社)瀬戸内市緑の村公社 冊子 引用
2019年4月1日より、フェリー運賃の改定が予定され+20%となっています。
前島データ
国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」(配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス)
アクセス
🚙 (東京駅八重洲中央口から ≒650㎞/7時間30分)
備前IC出口*(山陽自動車道) → 八木山交差点(国道2号 1分)→ 蕃山IC入口(県道260号 4分) → 邑久IC出口(岡山ブルーライン 25分)→ 牛窓港(県道28号紺浦経由 10分) → 前島フェリー(5分)
*(広島方面からは、山陽ICが最適です)
🚄 JR東京ーJR岡山(新幹線 3時間25分)→ JR邑久駅(赤穂線 播州赤穂行26分) → 牛窓(終点)(両備バス 牛窓行き 22分) → 牛窓港(徒歩1分) → 前島港(前島フェリー 5分)
地形
面積=2.42km2 (外周8km)島全体が国立公園、標高=135m(東ピーク)、東部は山林が多く、西部は傾斜の緩い場所を中心に耕作地。地質は花崗岩が島の基盤で、西部は花崗岩、低地には沖積層が分布し山頂から西の海岸付近まで砂岩、礫岩が多く分布している。
植生
コナラ、クスノキ、バメガシ、アカマツ、ヤマモモ。
東側の道沿いに島の方によって植えられた桜並木が春には花を楽しませてくれる。
人口
130人ぐらい? (H17国勢調査では185人だった)
気候
瀬戸内海型気候と言われ、夏の季節風は四国山地に、冬の季節風は中国山地によって遮られ、年間を通して気温、湿度が安定しているといわれている。(私の個人的感想ですが、最近は亜熱帯に近いように思う)。
雨は6月と9月によく降り8月はほとんど降らない。
年間降水量=1,220㎟(偏差値30)
平均気温=15.7℃ 最低-2℃/最高37℃(2018年自宅調べ)
牛鬼伝説
牛鬼(うしおに、ぎゅうき)は、西日本に伝わる妖怪。主に海岸に現れ、浜辺を歩く人間を襲うとされている。牛窓にも伝わっている。
前島の由来
牛窓の町名の由来は、古事記、日本書紀にある 神功皇后(じんぐうこうごう)が三韓征伐(さんかんせいばつ)の道中、この地で塵輪鬼(じんりんき=頭が八つの大牛怪物)に襲われたが弓で射殺した。その後、皇后が新羅(しらぎ)からの帰途、成仏出来なかった塵輪鬼が牛鬼になって再度来襲したのだ。
住吉明神が牛鬼の角をつかんで投げ倒した。 この場所を牛転(うしまろび)といい、訛って牛窓になったという。この牛鬼が滅びた後に瀬戸内海に浮かぶ島々に化けたとの言い伝え(伝説)がある。頭(鬼:き)は黄島、胴体の前は前島、胴体の後ろ(尾:お)は青島、お尻(骸:むくろ)の部分は黒島に化けたと地元では伝えられている。 (なんという不気味な作り話だ・・神功皇后の存在も最近の調査ではあやしいとされている。)
前島の産業
観光、漁業、農業(主に冬季はキャベツ・白菜、夏季は南瓜・冬瓜・そうめん南瓜)
前島の釣り
前島フェリーを降りてすぐの波止をはじめ、島周辺にポイントが多数あり。
牛窓から渡船も出ている。
チヌ(クロダイ)は1年中で夏~秋が好期大物も狙えます、サヨリ(6~11月でシーズン前期は大型が釣れます)、カワハギ(9~10月)、ウマズラ(10~11月)、カレイ・アイナメ(12~4月)、スズキ(春~秋)、他にもコウイカ、ワタリガニ、アナゴ、真鯛、べら、フグ・・・