移住前からの木、樹齢不明。アプローチに生垣として植わっています。新芽が鮮やかな紅色で美しいです。5月に白い花が咲くそうですが、今日剪定の後の投稿で花芽がなく、どんな花だったか覚えていません。新芽の赤色がさらに鮮やかな「スカーレット・パール」という品種もあるそうです。
レッドロビンの四季
春
2019年4月12日新芽が赤く綺麗です。
夏
レッドロビンのデータ
基本情報
原産地
原種のオオカナメモチは東アジアの暖地、カナメモチは日本。交配させたのはアメリカ。
学名
Photinia X Fraseri ‘Red Robin’
(英)Red Robin
(和)ベニカナメモチ(紅要黐)
カナメモチとオオカナメモチの交配種
科名 / 属名
バラ科 / カナメモチ属
名前の由来
英名のレッド・ロビンは、交配させたアメリカでこの木の葉の色と容姿がこまどりの赤い個体をイメージして名付けたのかと想像しました。
和名のアカカナメモチは、この木を扇の要に使ったことと黐の木に似ていることに由来している説。
形態
常緑小高木
樹高
2~10m
開花時期
5月 白い花が咲くそうですが、強剪定の後、花芽がありません。 花を撮影出来たらこの記事の更新をします。
耐寒性 / 耐暑性
やや弱い / 強い
用途 / 特性
生垣・新芽の赤は鑑賞に堪える。 /
栽培メモ
ふやし方
挿し木でふやします。(5月~7月)
栽培環境
日当たりと水はけのよい場所
土づくり
植え穴に腐葉土や堆肥を30%ほど混ぜ込んでおきます。
植え付け
3月~4月、9月~10月が適期。背が高くなりよく根を張るので鉢植えせず露地植えをします。生垣にする場合株間30㎝~50㎝で緩効性肥料を元肥に苗を植えます。
水やり
根付いたら不要です。土が極端に乾いたら水やりします。
施肥
2月に緩効性肥料、有機肥料(油粕等)の寒肥。
剪定
5月~7月花後が最適期。真夏の剪定は葉焼け、冬は寒害が起きて株が弱ることがあるので注意が必要です。
病害虫
ゴマ色斑点病・褐斑病は、どちらもカビの一種で葉に小さな斑点状の病斑ができ、蔓延すると葉がすっかり落ち株を枯らせることもあります。発生した葉は落葉したものもきれいに取り除くしかなさそう。農薬としては、トップジンMを散布します。