ここ数年、冬にパンジーを牛窓の苗屋さんで数十本購入し露地植えし楽しんでいるが、種の収穫を一度も出来ていません。
冬
2018年12月初 パンジーの苗を黄、橙、青、白合わせて30本購入しました。
今回こそ、種収穫までしっかりフォローし、寄り添いたいと思っています。
2018年12月23日 庭に続く小道の傍らに植え付けしました。
データ
基本
原産地 :ヨーロッパ
学名 :Viola × wittrockiana(ヴィオラ・ヴィットロキアナ)
交雑交配したもの。サンシキスミレ、ビオラ・ルテア、ビオラ・アルタイカの交配が発端。
科名/属名:スミレ科/スミレ属 英名:Pansy
形態 :一年草
草丈 :10cm~30cm
名前の由来:英語Pansyは、”思い””考え”のフランス語pensee(パンセ)に由来、花が頭をたれて物思いにふける人の顔を連想することから。
開花時期 :10月下旬~5月下旬
耐寒性 :強い
耐暑性 :弱い
用途・特性:鑑賞、アンダープランツ・開花期が長い
栽培
播種・育苗 :秋播きの場合、8月下旬漢月中旬(早く播くと開花も早いが発芽率が落ちる)。
発芽温度20℃~25℃ 播種後7~10日で発芽。
種培土またはふるいで微塵を抜いた赤玉土(小)1:腐葉土1の割合で混ぜた土を用意。
平バチなどに土を入れ水を含ませて薄播きし、覆土は種が隠れる程度とする。
播種1か月後、本葉2~3枚のころ2.5号ポットに1株づつ鉢上げする。
尚、もともと交雑のためか、採取した種は親と同じものは咲かない。
栽培環境 :日当たりがよく、風通しの良い場所。
土づくり :鉢上げ用土は、微塵を抜いた赤玉土(小)6:腐葉土2:堆肥2の割合で混ぜあわせる。
植え付け :露地植えの場合、株間20cm
水やり :露地植えの場合は、植え付け時に十分与え、その後は不要。
施肥 :基肥として、緩効性肥料を少量混ぜ込む。
花がら摘み :株が疲れるのでこまめに花がら摘みをする。花茎の付け根から切り取る。終盤に種の収穫のため残す。
種の収穫 :花がらを残しておくと結実する。茶色になると割れて飛び散るので、緑が残っているうちに収穫し、陰干しする。
病害虫 :低温期に水やりが多いと乾かないため灰色カビ病を生じる、秋に葉にアカ褐色の斑点ができる斑点病、春にアブラムシ、ナメクジが発生する。