キウイを自宅で収穫したいと思い立ち、ついでに作業小屋のグリーンカーテンになればいいなと思いゴールデンキングという品種を授粉木と共に植えました。
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キウイフルーツの四季
春
2020年5月24日 たくさん実をつけています。摘果が必要です。
2020年4月29日 今年はたくさん花を付け甘い香りが漂っています。
2019年5月23日 今年は、実が収穫できそうです。
2018年5月、ゴールデンキングという品名のキウイをホームセンターで授粉用とペアで4本買ってきて植えたが、1本枯らしてしまいました。
冬
2020年1月5日 初めての剪定をしました。
キウイフルーツのデータ
基本情報
原産地
中国南部。1906年ニュージーランドで品種改良し食用として商品化された。
学名
Actinidia deliciosa , Actinidia chinensis()
(英)kiwifruite,kiwi berry
(別)オニマタタビ、シナサルナシ
科名 / 属名
ツツジ目 / マタタビ科 / マタタビ属
猫の好きなマタタビの仲間なんです。苗木が猫害にあったりすることもあるそうです。我が家にも野良猫がうろつきますが、彼らは、家のキウイには興味なさそうです。
名前の由来
1959年ニュージーランドよりアメリカに輸出する際、国鳥である「キーウィ(kiwi)」に因んで命名された。
キーウィフルーツとも表記される。
形態
落葉ツル性
ツル長
4m~5m
開花時期
5月中旬~6月中旬
耐寒性 / 耐暑性
強い / 強い
用途
薬用:生薬の獼猴桃(びこうとう)は風邪、扁桃腺炎症の高熱、糖尿病、黄疸などに効用とされる。食用:生食、ジャムなどの加工食品
特性
雌雄異株、日本では1970年代に温州ミカンの転作として普及。果実は収穫しても硬く、追熟にエチレンガスが必要です。果実は、レモン同等のビタミンC、塩分調節機能で高血圧予防の効果が望めるカリウムの含有は特に多く、ほかにも食物繊維、葉酸、美肌効果のビタミンE、たんぱく質を分解し消化を助けるアクチニジン(注)、抗酸化作用で老化防止効果のポリフェノールなどを含んでいます。
(注):アクチニジンは、アレルギーを起こす成分なので、口がイガイガしたり腫れたりし、ひどい人はアナフィラキシーショックを起こすこともあります。友人知人にあげるときには注意が必要です。
栽培メモ
ふやし方
播種:
挿し木:剪定で切った枝を2~3節に切り3月に休眠枝さしを行います。
接ぎ木:台木には種蒔きした1年苗を使い、休眠枝をつぎます。
栽培環境
日当たり、水はけのよい場所。
土づくり
鉢植えの場合、赤玉土小粒7:腐葉土3を混ぜたものなど。
植え付け・植え替え
苗木の支柱、棚の準備をします。
露地植えは、株間を3m確保し植え穴に腐葉土、赤玉土などを混和して水はけを良くし、基肥に有機肥料を入れ植えます。
鉢植えの場合は、10号鉢など大きな鉢に底石などを入れ水はけを良くして植え付けます。
水やり
鉢植えの場合、土が乾いたらそこ穴から流れるくらいみずやり。露地植えの場合は、夏の暑い日は乾燥に気を付けて水やりし、根付けば必要ないです。
施肥
露地植えは、11月に有機肥料を礼肥、2月に化成肥料の寒肥。
授粉
自然授粉で十分結果します。授粉木は、雌木と開花時期が同時期であることが大切。
摘蕾・摘果
キウイは自然落果をしないので、摘果をします。葉5枚に果実1つぐらいが充実した実が出来るとのことです。
収穫
10月下旬~11月下旬
収穫後、エチレンガスで追熟させます。リンゴやバナナと一緒に冷蔵庫で保管させます。
剪定
1月~2月が適期。
キウイは、前年枝の葉腋(ようえき:葉の付け根)に混合花芽が4月に発芽し、そこから新梢が伸びその基部数節(葉7枚目)に着果(花)し、枝先には花芽はつきません。また、前年に着果した枝では果実が出来た位置より先の芽に花をつけます。剪定では前年の結果部より先の芽を残す必要があります。
切り戻しでは、勢いの良い枝が出ますが、花はつきにくくなり、間引き剪定(枝元から切り間引く)では、残った枝から花芽がたくさん出ます。
病害虫
害虫には強いようで、特に注意入りません。
花腐細菌病、かいよう病、果実軟腐病など。
我が家では、今のところ健康なので無農薬で育てています。