移住前からの木、樹齢不明、毎年たくさんの実を付けるが私の口に入るのはごく僅か、野鳥たちの御馳走です。
サクランボの四季
夏
春
2019年5月11日 サクランボの実が赤く色づき始めてきました。野鳥は見逃してはくれません。早朝からヒヨドリが大勢でやってきて歓喜の声と共に食い荒らしています。
2019年3月11日 サクランボの花が咲き始めました。
サクランボのデータ
サクランボの基礎知識
木を桜桃、果実をサクランボと呼び分ける場合があります。サクランボの基本的な知識を押さえておきます。
原産地
東洋系とヨーロッパ系があり、日本で栽培されている殆どがヨーロッパ系。
イラン北部からヨーロッパ西部にかけて野生。
最初、日本へは、江戸時代に清から伝わった。セイヨウミザクラの種は、明治初期にドイツ人によって北海道に植えられ、その後東北に拡がった。
学名/別名
Cerasus avium / 桜桃、ユスラウメ
(英)Cherry
科名/属名
バラ科/サクラ属
形態
落葉低木
樹高
1m~3m
名前の由来
「桜ん坊」の「う」が落ちた、ミザクラの果実を擬人化した説あり。
開花時期
4月
耐寒性/耐暑性
強い/強い
用途/特性
鑑賞、実は生食、ジャム、果実酒として利用 /
サクランボの栽培方法
播種・育苗
ー 接ぎ木でふやします。
栽培環境
日当たりがよく水はけのよい場所。
土づくり
水はけのよい土。赤玉土(小)7:腐葉土3を混和。
植え付け
12月~3月の休眠期。
水やり
鉢植えでは、土の表面が乾いたら充分与えます。
施肥
寒肥。緩効性化成肥料や有機肥料を施す。
剪定
12月~2月に冬の剪定を行います。徒長した枝の間引き、切り詰めを行います。
7月下旬~8月、新梢の摘芯、切り詰めで樹形を整えます。
摘蕾・摘果
実が多くつきすぎると大きくなれないので、摘蕾、摘果を行います。
病害虫
病気:灰星病、褐斑病、胴枯れ性の病気など
葉や果実に赤褐色、あるいは褐色の斑点を生じる灰星病や褐斑病、枝梢を枯らす胴枯れ性の病気には予防を徹底しましょう。
害虫:シンクイムシ、アブラムシ類、コスカシバ、カイガラムシ類など
主に実に食い入るシンクイムシ、幹に食い入るコスカシバ、新梢や枝などで吸汁するアブラムシ類、カイガラムシ類に注意が必要です。