瀬戸内国際芸術祭2019猛暑の中!宇野のチヌを見てきました!
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宇野のチヌは、瀬戸芸2010で出展され宇野港に野外常設されている全長6mの作品ですが、海風にさらされ昨年の台風で痛みがひどくなり、今年修復されたとのこと。
宇野港までは、ここ前島からはフェリーで牛窓に渡り40分程、猛暑の中出かけてみました。
宇野は、岡山県玉野市に在ります。廃止になった宇高連絡船のかつての出発港です。昔東京から新幹線在来線を乗り継ぎ高松へ出張をしたことがあり、その時の通過点でした。連絡船で食べたさぬきうどんが美味しかった。
作品名:宇野のチヌ
作家:淀川テクニック
チヌは、2体在りました。
2010年の出展当初は、宇野港周辺で採取した漂着ゴミや不用品を集めて作成され、今年の修復では、住民の思いを込められた不用品を募集し完成されたそうです。
コチヌは、口から後ろに抜ける滑り台になっていて親子連れに人気です。
ザル、傘、洗剤の容器、パソコン、車の部品と世界の人間が海に廃棄し宇野港に漂着してチヌ(クロダイ)の化け物になって人間たちを戒めているのでしょうか。
un02 船底の記憶(スクリュー)
作家:小沢敦志
ノルウェーの船で使われていたスクリューに不要になった色々な鉄の残骸を組み合わせた作品。「海の記憶と人の記憶、世界の記憶と町の記憶を融合させる」
瀬戸内国際芸術祭2013に出展されたもの 作品の説明書きから
チヌのすぐ隣に展示されていました。