さくらさらにさくら　津山の鶴山公園さくら祭りとホルモンうどんさらに醍醐桜

前島に移住して12年目の春爛漫、その昔津山の鶴山と呼ばれている城跡は戦後に植えられた桜が旺盛で一目千本桜と呼ばれていましたが、移住当時に訪ねたときは病気で枯れてしまい見る影もないほど悲惨な状況でした。　しかし、地元の方々の努力で植え替え、治療を重ね復活しつつあるのを感じました。

城跡を散策した後は、橋野食堂でホルモンうどんを頂き、一路真庭の醍醐桜まで足を延ばしました。

この日は金曜日でしたが、1本の桜を見物に麓から1時間半の渋滞。やっとたどり着いたのがこの樹齢1000年以上と云われる長寿の桜の雄姿。

後醍醐天皇が隠岐に島流しにされ向かう途中に愛でたのがこの桜とか。なぜ後醍醐桜ではないのか？語呂か？

この日は黄砂か花粉かＰＭｘｘかで薄曇りなので画像はＰＣで明るく加工した。青空であったらどんなにか桜が映えたものを残念。

因みに後醍醐天皇島流しのエピソードは、他にも作楽神社にも残っています。御存じの方も多いと思いますが、児島高徳の「天　勾践を空しゅうすることなかれ　時に范蠡なきにしもあらず」と島流し道中の傍らの桜の幹に刻んだ誓いというか励ましの歌で知られています。　岡山県北では、鎌倉幕府の悪政に苦しんでいたのかどうか、後醍醐天皇はヒーローだったのでしょうか。昔を偲ばれる桜の古木でした。

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