島民の悲願!?前島に橋を架けようの看板がひっそりと
1
昨年、前島に橋を架ける会が発足した。
移住して11年目だがそれまで、島民から橋が欲しいの声を聴いたことが無かった。
前島から本土は最短距離で600mあまり、橋が架かってないのが不思議だった。
移住を決めた頃は、緊急時のアクセスに一抹の不安はあったが、フェリーで渡る非日常を大喜びする妻を見て、島流し生活も乙なものと思っていた。しかし、年を重ね体力も衰えてくると考えも変わってくる。
最終が22時まであった生命線のフェリーは、実態は赤字経営の市からの補助でカツカツ運航。段々と便数も減り、船も小さくなっていく。
聴けば、民宿経営の人たちが、橋を架けるのを反対したとか、島の実力者が港整備の業者と結託して架橋案を潰したとかいろいろな逸話が出てくるが実態を知る術もない。
今更ながら・・昨年、橋を架ける会を発足させ、市役所に島民の署名を提出し、市長に直にお願いに行ったりとそれなりの活動が起こった。やっぱり、島民は橋が欲しいのだ、しかし言い出せなかった何かがある。今、関を切ったように皆から橋が欲しいの悲痛な声が発せられたのだ。
しかし、行政サイドは、島民は橋は要らないと言った経緯があり、港を整備した。次は橋とは簡単にはならないと冷たいアシライ。御もっとも!!
掲げた看板がむなしい。