プラグ交換でエンストのこまめ(F210)復活!!菜園耕うん完了
ホンダのこまめ(F210)は、過去に7反余りものキャベツ畑の中耕に活躍した往年の相棒ですが、この頃は年に1回か2回自宅の猫の額菜園を耕すだけの余生を過ごす御老体です。
その昔、中古のこまめを購入したものですが、農機具屋の爺さんは、たしか『キャブとプラグは掃除しといたから・・』と言って渡してくれたのです。
それからなんのトラブルもなく酷使してきましたが、昨日菜園の秋冬野菜の準備のため耕うんを始めたら5分もしないでエンストを繰り返すのでした。ついに最後の時がやって来たのかと思いましたが、なんとか頑張っていただきたい。
素人ながら点検してみました。
点火プラグは大丈夫?
先ずは、点火プラグはちゃんと火花が飛んでいるかです。
先ず外して、見てみようと、しかしプラグ用のレンチがない。何か無いかと探していたら、刈払機の付属レンチが17㎜でピッタリ。
外してみると案の定真っ黒。(左が付いていたプラグ、右が新品プラグ)
パーツクリーナで洗い、サンドペーパで磨いてもエンストは改善しなかったので、新品に交換しました。
ネットで数百円で手に入るNGK製のBM4Aというプラグです。
キャブレターはきれいなのか?
プロは、キャブレターを分解して掃除するのだと思いますが、面倒だし、ちゃんと組み立てられるか心配なのでまずは、インテークのフィルターを外して、キャブレータクリーナで掃除です。
方法は至って簡単、1.先ず手で回せるねじを2つで固定されているカバーを外し、フィルターを外してキャブレターの吸気口にキャブレータクリーナを吹き付けしばらく置きます。2.次にエンジンをかけ回転を上げてキャブクリーナを吹き付けながらし回し、その後停止ししばらく置きます。3.エンジンを始動して白煙が上がりますがしばらく回して排気が無色になったらエンジンを止めてフィルターを組付け元に戻します。
エンジンオイルの点検
OILと刻印されたキャップを開け点検します。ちょっと汚れていますが、満タン入っていて粘りも大丈夫そう。
結果と今後
点検プラグの交換が効いたのか、とりあえずはエンストすることなく猫の額菜園は耕うんを無事終了しました。
ただ、プラグの汚れは、他にもなにか要因が隠れているのではないかと気になります。
この御老体にもう少し働いてもらうなら農機具屋の爺さんに診てもらう必要があるかもしれません。
それにしても、40年近くも働き続けたこの御老体は、頑丈で働き者です。
長く使わないときは、エンジン(キャブレター)に残ったガソリンを抜いておくなどのケアが必要なんですね。