単管パイプの物干しを温室(ビニールハウス)にアップグレード!
今年の夏に設置した単管パイプの物干し屋根は、後から農業用のビニールを覆って冬場のハイビスカスやプリメイラの退避場所、春夏野菜の育苗の温室として、また洗濯物の物干し台として共用で使いたい思っていました。
今、秋も深く朝は冷え込むようになってきて、いよいよ温室の設置が必要になりました。
この記事は、そんなビニールハウスへの改造の記録です。
今夏に完成した単管パイプの物干し屋根
力作の物干し屋根は単管パイプ+ポリカ波板で物干し屋根を簡単DIY! を合わせてご覧ください。
目次 ≫
ビニールハウスの構造と材料
ビニールハウスの構造
農業用のビニールハウスは、専用の金属製の骨組みに農ポリと呼ばれるビニールを張ったかまぼこ状の建造物です。
私が設置しようとしているビニールハウスは、ポリカ波板の屋根+単管パイプの骨組みに農業用のビニールハウスのビニール利用して張るというものです。
ビニールハウスの材料
材料は、ほとんどを「農家の家○○」という農家専用の店で調達しました。
1.「農ポリ」と呼ばれている農業用ビニールハウスで使用される専用のビニールシート
0.1㎜ × 2300㎜ × 14m
素材と厚さはいろいろありますが、一般的なものを使いました。また、1m単位で切り売りしてもらえるのも無駄がなく有難いです。
2.ビニバー
ビニールシートを固定する金属製のレール。1本4mで販売されています。
7本購入し、取り付ける長さに合わせて切断ししました。さらにビニバーを固定するためのねじ穴を開けました。
切断、穴明してメッキが剥がれた部分にはさび止めを塗布しました。
このビニバーは、両端が雄雌構造で、接合できるようになっているで4m以上の辺は、接合して使用しました。
3.被覆スプリング
ビニバーにビニールシートを縫い込み固定する波型のばね金でビニールを保護するように樹脂のコーティングが施されています。これも取り付ける長さにペンチでカットして使います。
ビニールハウスの組み立て
単管パイプにビニバー台用の垂木を取り付け
単管パイプにねじ穴をあけて直接ビニバーを取り付けてもよかったのですが、拡張性や冬季限定で春になったら撤去することもあり、ビニバー台を垂木で設け単管にサドル固定しました。
初回のビニール組付け
初回のビニール組付けは、数日前に1人で行ったのですが、時折吹き付ける強風にヨットの帆のように風をはらみ断念しました。
完成
本日、妻の助けを得てやっと完成です。3時間かかりました。
3面とも密閉のため、主な出入りは家の窓からになります。次は、しっかりと出入口を付けて行きたいと思います。
先ずは、どれだけの保温力があるのか測定しながら、改善を重ねていきたいと思います。