U字溝の塞ぎ板、そこには悲しい思い出がありました!
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U字溝
お勝手口から菜園に出る所に雨水路のU字溝が南北に通っています。ここに、板切れを繋いで塞いでいるのです。
悲しい出来事
農業を始めたころ、飼っていた老犬を家のフェンスの中で放してやり畑に出かけていました。夏の暑い日に、農作業を終えて家に帰っても、いつもの様にゲートのところに迎えに出てきません。
中型犬である母親犬が、高齢とは言え僅か17㎝のU字溝に、背中からはまって動けなくなり死んでいました。まさかと思いましたが、子犬まで事故になってはならないと塞ぎ板をしたのでした。甲斐あってか子犬は人生を全うして逝きました。
画像は在りし日の2匹の雄姿。移住して間もないころの前島の浜を元気よく走っていました。岡山の夏は暑いということで東京のショップで毛を短くライオンのように刈ってもらっていました。
塞ぎ板の劣化
それから6年、急遽の塞ぎ板は、劣化し朽ちて昆虫たちの棲家です。
塞ぎ板交換
母犬が身を以って示した場所であり、私たちも何れ寄る年には勝てなくなると思い塞ぎ板を交換することにしました。
交換する板は、今回も心優しい方から頂いた薪ストーブで燃やす、足場板の廃材です。程度の良いものを水洗いし、防腐剤を塗布しました。